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 N0.6  大松 清一 さん                 【2011-9-10】
    
(Koyanagi Worldwide)

ベルギー駐在者の最初と最後の大仕事といえば海外引越し。ベル通の広告主という縁で実現した今回のインタビューでは、海外引越しについてかねてから知りたかったことをあれこれ聞いてみました。

【大松清一さんプロフィール】
日系物流会社のオランダ支社に赴任したのが初めての渡欧。2003年にいったん帰国するも、その際の引越しにコヤナギワールドワイド・オランダを使ったのをきっかけに翌年2004年に独立。来白し、コヤナギワールドワイド・ベルギーを立ち上げ現在に至る。
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スタッフ(以下S): ずばり引越し成功のコツを教えてください。

大松氏(以下O): まず、仕分けです。船便1便・船便2便・航空便・処分するもの・譲るもの等を決めて、しっかり分けておくことですね。これは我々にとっても効率よく仕事が進み、お客様にとっても引越パニックにならない一番の秘訣です。ただ、これが意外にできないことなんです。送別会や、お土産の買い物なんかで引越し前は多忙の日々ですよね。日があると思っているうちに当日が来てしまったという数多くのケースを見てきて痛感しています。

S:なるほど、ちゃんとした仕分けって例えばどんなことですか。

O:すべてのものに行き先ごとにポストイットを貼っておくとか、行き先ごとにかためてまとめておくとか・・・ですね。量が少なければテーブルの上にまとめておいてもいいですし部屋の隅と隅に別々に置いておくとかでもいいです。引き出しや棚に入っているものや、小さなものは忘れがちなのですので気をつけて頂きたいと思います。

S:意外とシンプルなんですね。

O:梱包はパズルなんです。四角い箱にいろんな形のものを詰めていっぱいにして閉じますよね。目の前に物が全部揃っていたら、スペースに何をどう詰めていけばいいか計算しやすい。それが行き先が違うものが混じっていたり、後から持って来られて追加したりすると、ダンボールを再度開けて入れ直したり段ボール箱を新しく作らなければならなかったりして余計に時間がかかり非効率です。それと、仕分け不明なものがあるとお客様にも聞かなければならなくなる。お客様もいちいち聞かれると面倒でしょうから、こちらも心苦しいのですが、聞かないわけにはいきません。通常ですと、梱包スタッフが何人もやってきて各部屋に散らばり、いっせいに梱包を始めます。各部屋からお客様に質問が飛んできて大忙しです。そうやっていると数時間はあっという間に過ぎてしまいます。

S:わかります!私も各部屋から同時に呼ばれてパニックになりました(笑)。

O:そうですよね(笑)。ウチでは一部屋ごとに順番に作業をするようにする事もあります。最初リビング、キッチンに作業を集中し、その間、お客様には他の部屋で仕分けをしてもらいますので、お客様は落ち着いて仕分けに没頭でき、我々も楽に梱包できるというわけです。

S:梱包はお任せするのが基本なんでしょうか。

O:そうですね。自分で梱包したらその分料金が安くなるのかと、よくお客様から聞かれますが、実はあまり変わりません。なぜかというと、どうしても自分で梱包するのは衣服や書籍など簡単なものだけになってしまいますよね。それだと我々でもすぐに出来ることなんです。他の割れ物や手間がかかるものがたくさんある場合、最終的にこちらの手間はそんなに変わらなくなってくるんですね。なので「梱包は基本的にこちらでします。」とお客様にはお答えしています。もちろん衣類や本、細かいものは事前に箱をお届けし、箱に入れておいて頂いていただければ助かります。特に下着などの衣類はご自分でされたい方も多いですからね。

S:割れ物は素人がやって割れてしまう危険性もありますもんね。食器はお任せしたほうがいいですね。

O:ウチは梱包スタッフは女性だけにしているんですよ。作業が大変細やかですから。男性スタッフは運んだりする力仕事で来ています。食器梱包など細かい作業は女性が作業する方が丁寧で向いていますね。あと、ベッドルームに屈強な大男がズカズカと入るよりは奥様方には安心感がある。女性と言っても現地人ですから食器棚なんかも動かして梱包してしまいますよ。僕なんかよりもよっぽど力があります(笑)。

S:女性はいいですね、靴も脱いで入ってくれそう(笑)。

O:梱包スタッフはちゃんと靴を脱ぎますよ。もちろんシートを敷くのは常識ですよね。運搬スタッフは男なんですが、重いものを運ぶので裸足だと怪我の心配もあるので、つま先に鉄板の入った作業靴を履いているんです。

S:御社はイギリスに本社があってヨーロッパ内引越しにも強いですよね。合弁会社時代にはエリザベス女王から輸出貢献奨励賞を授与されたり元英国首相サッチャーさんが倉庫のテープカットとかすごいことがHPに書いてありました。ところで、日本国内の運送は提携会社ですか。

O:いつも使っている信頼できる提携パートナーが数社あります。一般の方には知られていない場合もありますが、運送業界では名の知れた企業から小さいけど実績がある会社まで様々です。彼らにとってもお客様にかわりはないし、向こうからみたら私どももクライアントなので、逆に緊張感を持って仕事をしてきますよ。日本からの引越の場合は、立場が逆になりますが、お互いにクライアントになったり依頼主になる関係なので、なぁなぁにはならない。ミスがあれば契約が切られる訳ですからね。そういう意味では良いサービスの質を保っていられると自負しています。

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「他に大手日系引越業者がいらっしゃるのに私でいいんですか。」と開口一番、謙虚な一言から始まったインタビューでしたが、いやいや、見積もり・現場監督・手配と引越しのすべてに立ち会っていらっしゃるだけあって、現場の様子がよくわかるエピソードが聞けました。これから引越しを控えていらっしゃる方、準備で混乱したり、くじけそうになったら、大松さんの「仕分け第一」のアドバイスを思い出してくださいね。

【Koyanagi Worldwide Belgium】
住所:Jan-Baptist Vinkstraat 9, 3070 Kortenberg
電話:02/726.70.32
URL: http://www.koyanagiworldwide.com/page/kwwnetwk/j_belgium.html
E-mail: omatsu@koyanagiworldwide.com

 

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